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2009年 03月 21日
インドは若いうちに行け~第9日目:突然の発症
ハイデラバードからバンコクへ向かうフライトも足元の広い席ではなく、前から2番目の席でした。チェックインカウンターであれほど確認したのに・・・と呆れ気味の気持ちで出発を向かえたフライトでした。
ドリンクサービスが始まり、コーラを頼むも、350ml缶を開けて、コップに注いだ分しか貰えずビックリ。他の作業も手際が悪いし、何だかなぁと言う気持ちです(-_-;)

そんな事を考えていると、「ん?」どうも、体調がしっくり来ないというか、ちょっと胃もたれがするようなそんな感じです。さっきのハンバーガーが予想以上に胃に負担が掛かったのかな?
でも、そんな胃だけの違和感ではなくて、体全体が、もたれているような、そんな、感じの、違和感です、、、
そう思うと、だんだんだんだん自己暗示に掛かったように、体が、重くなって、いきます。風邪の引き始めで、思うように身体を動かせない、そんな感じです。
洗面所でスッキリしようと席を立ちます。椅子にしがみつかなくても歩けるのですが、だんだん、息が、上がっていく感じです。過呼吸なのか酸欠なのか分からず、ハァハァ、怪しい人のようです。

トイレでしゃがんでも、別に下している訳ではないようです。トイレを出ても、なんか、だるぅい感じ。自分の席だと、ゆっくりくつろげないから、スッチーに頼み込んで、空いていた後部座席を使わせてもらいました。(当初はダメダと言われた・・・(-_-;))
「やっと横になれる、、、」
真ん中にある肘掛を跳ね上げ、横になります。2人掛けのため、かなり窮屈ですが、足を通路側に投げ出す訳にもいかず、頭とお尻を2人掛けの座席に押し込んで、くの字型で休むしかありません・・
そのまま、機内で一番の楽しみの食事を食べる事すら出来ず、バンコクに到着です。途中で心配して親切に声をかけてくれた男性のスチュワードにはとても感謝です。m(__)m
(起きた僕に対して、「タンドリーチキン食べるか?」と尋ねてくれて、「水をちょうだい」と答えると、「やっぱりそうか」という感じで、水を持ってきてくれたのでした)

8日前の往路時、成田からバンコクに到着したときに調べておいたトランジットホテルに向かいます。
本来は、時間で部屋を借りて休憩した後は、バンコク+パタヤの観光を考えていたのですが、今は、とてもそんな事を考える事すら出来る状況ではありません(>_<;)
しかし、予定通り部屋を借りて、身体を休める事にします。成田へ向かう乗り継ぎのフライトまでは約18時間。お財布と相談の上、当初の予定通りの6時間だけ部屋を借りるプランで、部屋を借りました。(6時間も休めば十分回復するだろうと思っていたのです)

Day Room 6hrs + CBF@611号室 :THB 3500

だだっ広い部屋で割と豪華な部屋を楽しむ余裕すらなく、シャワーを浴びて汗を流し、ベッドに潜り込みます。
清潔だけど冷たい感触のシーツに包まれ、じっと耐えるように目をつぶり身体を休めます・・・熟睡出来ぬまま、ふと目が覚め、時計を見ると9時ちょっと前。3時間半くらいは眠れたようです。
しかし体調は余計悪くなっているような感じ、汗をびっしょりです。そして、寒い・・・今まで感じなかった震えが来るようになりました。
真っ白で清潔なシーツは相変わらず冷たいままで、自分の身を置いた所だけがしっとり温かくなっています。

「このままじゃ、ちょっとやばいかな・・」と思い、フロントに電話します。ここは一応ホテルだから、頼めば医者を呼んでくれるだろう、と思ったのですが、
「病院の番号を知らないから、バイバーイ・・・プゥーーーーー」
電話を切りやがった!(-_-#)
チェックインの手際もとても悪く、ホントにここは、タイの国際空港内のホテルか!?怒り心頭で、更に眩暈まで発症してしまいそうです(-_-;)

しかし、このままベッドで横になっているだけでは、ダメだ・・・自力で空港内の病院に向かうしかありません。
余計に、、重く、、、感覚が、、鈍くなった、、身体を、、無理やり、、動かして、ベッドから、、起きます。。。脱ぎ、、散らかし、、た衣類を、、身に付け、、、鍵を取って、部屋を出ます。フロントまでの長い廊下を歩き、フロントに居た女性をにらみつけ、ホテルの入り口を後にします。

空港内は到着時の早朝と違って、人通りも増えています。
案内所で空港内の病院を教えてもらい、2つ下のフロアにある診療所を教えてもらいました。「ありがとう」今は引きつった精一杯の笑顔で、お礼を言う事しか出来ません。

by cymb_gutti | 2009-03-21 00:15 |


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