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2011年 01月 06日
カルチジョリム(太刀魚の煮付)@ワンソン食堂@南大門市場
アラレちゃん似のガイドに教えてもらった場所に向かいます。
紙や箱ものを売っているお店がぎうぎうに立ち並び、それらのお店の間の細~い路地に、目的のお店「ワンソン食堂」は面していました。
実はここ、前回フラッと立ち寄った「ヒラク」で初めて食べた「カルチジョリム(太刀魚の煮付)」の、発祥のお店なのです!あの、カルチジョリムのキツイ辛さを再び味わいたくて、せっかくならと言うことで発祥の店を選んでみました。
派手な看板に書かれたハングルを解読して、目的の店と間違いないことを確認して入った店内は、4人がけのテーブルが4~5つ置かれている狭い店内。2階もあるようですが、お昼時が過ぎたせいか、地元の人と思しき年配の女性が一人鍋をつついているだけでした。
店のご主人と思われるおばさん(オモニ)に、厨房近くのテーブルに案内されます。
こちらから注文する前に、「タチウオ」と言ってきますので、「カルチジョリム」と答えるとVサインをしてきます。
ここ、韓国では1人前と言うのは滅多になく、大抵が2人前からなので、それにならいます。



カルチジョリム(太刀魚の煮付)@ワンソン食堂@南大門市場_d0113853_2029534.jpg

 カルチジョリム(2人前:写真は1人前):14,000W

メインのカルチジョリムが運ばれてくる前に、様々なおまけが運ばれてきます。
玉子スープ・五穀米・ねぎのコチジャン(?)和え・キムチ・イカの辛味和え・ホウレンソウ?のお浸し胡麻和え。
すべてが食べ放題の付け合わせです。気をつけなければ、付け合わせだけでお腹いっぱいになってしまいます(^_^;)
さらにテーブルには、韓国海苔が大きな瓶詰めに入っており、海苔とねぎのコチジャン和えと一緒に食べろと、突然出てきた、オモニの旦那さんと思われる男性が教えてくれます。



カルチジョリム(太刀魚の煮付)@ワンソン食堂@南大門市場_d0113853_20293182.jpg
そうこうしているうちに、黒い鍋が運ばれてきました!2年ぶりの対面です。
鍋の中は真っ赤。大きくカットされた長ネギが何本か重なっています。その下にあるのは、握り手大の太刀魚の煮付。
スープ自体は、想像通りの唐辛子ベースのかなりの辛さ。しかし、尖ったきつい辛さではなく、じんわり響くからさ。韓国唐辛子の特徴的な辛さです。
幾つも重なっている長ネギで中和されるかと思いきや、ネギの甘みは一時的な口休めにしかならず、逆にギャップで、すぐさま唐辛子のコク深い辛さが口に広がります。
太刀魚もしっかり唐辛子スープが染みこみ、淡白なはずの太刀魚の白身は、辛いスープを引き立ててしまいます。
しかし、このコク深い辛さと、白身・ネギとの旨みが何とも言えません。でも、辛いのには変わりはありませんけど(^_^;)
韓国料理の辛さは覚悟してきたものの、やはり、この辛さには慣れてないので、だんだんと食べるのがつらくなってきます。
五穀米や玉子スープで中和しつつ、箸を進めます。
ふぅ~っ、汗だくにはならないものの、目が覚める辛さに満足満足。韓国最初の食事としてはハードルが高いかもしれませんが、日本で滅多に食べることが出来ない韓国料理に大変満足です(^^)






カルチジョリム(太刀魚の煮付)@ワンソン食堂@南大門市場_d0113853_20301215.jpg
派手な看板は、ここを紹介したテレビ番組のワンシーンで覆われています。
どこかで見たことある・・・と、なぜか日本語の文字も(^^)
ちょっと場所が分かりにくいですが、ぜひとも食べていただきたい、おススメの韓国のオリジナル料理です。


カルチジョリム(太刀魚の煮付)@ワンソン食堂@南大門市場_d0113853_20303176.jpg
調理しているところを撮影しようとしたら、カメラ慣れしているのかVサインをするご主人のオモニ。
観光客であるのにもかかわらず、親切丁寧に接してくれました(^^)
ごちそうさまでした(^人^)

by cymb_gutti | 2011-01-06 13:54 | ご当地グルメ


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