人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2009年 12月 29日
寒くて甘い満腹インド~第10日目:オートリクシャーをメーターで走る方法
こうこうと輝くDLF Placeの回りは真っ暗。すっかり陽は落ちたようです。
そろそろホテルに戻りたいのですが、ここDLF Placeへは、
 メインバザール→クトゥブ・ミナール→???→DLF Place
と、経由地が幾つかあったので、ここ(DLF Place)からホテルのあるメインバザールへの戻り方が良く分かりません(汗)

とりあえず、最寄の地下鉄の駅までオートリクシャーで行って、そこから地下鉄で戻ろうと思うのですが、最寄の地下鉄の駅までのリクシャーの大体の料金が分かりません・・・そもそも地下鉄が何処にあるかも分からないので、料金の見当も付きません(^_^;)
そこで、DLF Placeの入り口で警備をしている警官らしきオジサン2人組みに「最寄の地下鉄まで幾ら?」と聞いてみました。
すると彼らの1人が当たり前のように「メーター次第だよ」と。

そうなのです。全てのオートリクシャーには、日本のタクシーのようなメーターが付いています。本当はそれを使って料金が決まるのですが、少なくとも、デリーでは、メーターを使っているリクシャーに出会った事がありません(~_~;)

するとその警官、道路を走っているオートリクシャーを停めたかと思うと、運転手に何事か言っているようです。そして、「さぁ乗りなさい」と言うようなジェスチャーをしてくれます。
きっと、運転手に「(最寄の地下鉄の駅であろう)○○駅までメーターで走るように」と言ったに違いありません。その証拠に、運転手のオジサン、メーターを動かしてリクシャーを走らせる準備をしました。
これには、びっくり。そして、警察のオジサンたちに感謝感謝です!お礼を言い、リクシャーに乗り込みました。

とにかく、警官や軍人の権力が強いこのインドでは、彼らに歯向かえるリクシャーの運ちゃんは居ないと思います。
リクシャーの値段が分からなければ、もし近くに警官が居たら彼らに値段を尋ねる、と言う方法が、とても効果的かもしれません。

夜の、街灯に照らされた大渋滞の大通りを縫うようにリクシャーは走ります。
ひたすら走り続けます。
日が完全に落ちきったからでしょうか、とにかく風が冷たい。リクシャーの良いところは、周りの景色が低い位置から見えて、臨場感が溢れるところにあると思うのですが、逆に言うとそれは欠点でもあります。冷たい空気が、ガンガン入ってきて、メチャ寒です・・・プラス、排ガスも・・・

そして約50分もの間(長い!)、大渋滞の中を何とか走り続けたリクシャーが、地下鉄の駅に到着しました。
「Centre Secretariat駅」
駅の周りは、大きな建物が立ち並ぶ官公庁街のような雰囲気です。

 DLF Place → Centre Secretariat駅(by オートリクシャー(メーター)) :Rs. 64.5

by cymb_gutti | 2009-12-29 18:20 |


<< 寒くて甘い満腹インド~第10日...      寒くて甘い満腹インド~第10日... >>